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2005.7.13(水)更新  特集/ビールをグイッと


 梅雨の時期を過ぎれば、冷たいビールがおいしい季節。暑い夏にのども心も潤す、とっておきのビールを味わえるお店に行ってみませんか?


 プールサイドで炭火焼きと一緒に
 ●赤坂プリンスホテル(赤坂)
 ヤシの木に囲まれたプールサイド、南国の雰囲気が漂うオープンエアで炭火焼きやビールを楽しめる。

 肉、魚介類、野菜などの食材を金串に刺して食べる「ブロシェット」(牛ロース肉と野菜1200円、大正エビとホタテ貝1000円)をはじめ、エビとサーモン、野菜の生春巻き(800円)など世界各国の名物料理やビールがそろう。「ニシンのワイン漬けとリンゴとビーツのサラダ」(600円)はさっぱりした酸味が暑い夏にぴったり。

 昼時は、カレー、ガーリックピラフ、黒豚と野菜のあんかけスパゲティ(各1000円)などが人気だ=写真。ライトアップされる夜は、「炭火焼きセット」(7000円、要予約、飲み放題)がおすすめ。

「赤坂プリンスホテル パームトゥリーガーデン」
 東京都千代田区紀尾井町(赤坂見附駅、TEL03・3234・1111)。10月2日(日)まで。午前11時〜午後9時半。

 酒屋経営のスタンディングバーで
 ●MARU(八丁堀)
 東京都中央区の八丁堀交差点角のリカーショップ「宮田屋」。店内奥には、スタンディングバー「MARU」=写真=があり、細いカウンターを進むとさらに5坪弱の立ち飲みスペースがある。ワインだるを囲む男性客でにぎわう。

 簡単な立ち飲みスペースだったのを約2年前、ラテンスタイルのスタンディングバーに一新させたのが、3代目店主の松沢弘一郎さん。

 「20代前半の2年くらい南ヨーロッパや南米を放浪していた時期に覚えた、立ち飲みの雰囲気楽しさが忘れられなくて。初めて来る人も、とにかく楽しく飲んでほしいですね」

 酒屋だけあって、生ビールが380円とリーズナブル。メキシコ・コロナ(490円)、ベルギー・シメイ(590円)、ヒューガルデン・ホワイト(580円)も良く出るという。おつまみも安くておいしい。2階には、着席のバーも。ハモン・イベリコ(950円)やアスパラガスのグリエールチーズソース(950円)はビールにもワインにも良く合う。

「MARU」
 東京都中央区八丁堀3丁目(八丁堀駅、TEL03・3552・9210)。午後5時〜11時。(土)(日)(祝)休み。

 きめ細やかな泡が自慢のドイツビール
 ●ジャーマンファームグリル(渋谷)
 「ビールは泡のきめの細かさが命ですよ」と店長の鈴木隆史さんが注いでくれたのは「シュパーテン オプティメーター」(913円)と「フランツィスカーナー バイスビア」(913円)=写真。アルコール度数7.2%というシュパーテンは、香ばしくフルーティーな黒ビール。フランツィカーナーは、「バナナのような香り」のする、小麦を使った白濁ビール。酒類の輸入卸売りを手掛ける会社が経営するからこその、希少なものだ。

 料理は、ドイツの村から取り寄せたソーセージ(5種類、682円から)やアイスバイン(3990円)など伝統的なドイツ料理と、パリの三ツ星レストランで修行をしていたシェフが作るフレンチテイストの品々。

 サッカー中継がある日は、スクリーンを置き、店内は一層盛り上がる。スタッフとの会話を楽しみながら飲むビールはまた格別では?

「ジャーマンファームグリル」
 東京都渋谷区神泉町(渋谷駅、TEL03・5457・2871)。午前11時半〜午前4時((土)(日)は午後5時半から)。無休。

 隅田川のほとりで爽快さを楽しむ
 ●アサヒビール アネックス(浅草)
 隅田川のほとりに、今年5月にオープン。ビル内には、目的や気分に応じて使い分けられる四つの店(カフェ、洋食酒場、レストラン、バー)がある。午前7時半から営業する1階の「23番地カフェ」=写真=は、テークアウトコーナー、立ち飲みスペースとテラスがあり、勤め帰りの会社員や地元の人、昼時に子供連れで来る人など様々な客層だという。一番人気は、通常5度のところを2度まで冷やした、爽快(そうかい)な「アサヒスーパードライエクストラコールド」(500円)。

 「グラスに汚れがあると余分な泡ができてしまいますが、うちは泡がつかず、クリアな味が楽しめます」と支配人の小川敏申さん。ドイツのグラス洗浄機を導入し、こだわりを見せる。

 2階の「吾妻橋」では、ビールはもちろん銅鍋グリルを使った熱々のスペアリブやソーセージ、旬野菜のサラダやマリネなど素材の味を生かしたメニューが人気だという。

「アサヒビール アネックス」
 東京都墨田区吾妻橋1丁目(浅草駅、TEL03・5608・3830)。「吾妻橋」は午前11時半〜午後10時半。無休。

 多彩な素材のベルギービールを堪能
 ●ファボリ(銀座)
 「苦いビールは苦手だけれど、ベルギービールならおいしく飲める、という女性の方も多いです」とスタッフの末広陽重さん。原料にオレンジの皮やハチミツ、ピーチなど様々な素材を使うのがベルギービールの特徴だ。瓶ビールは常時130種類以上。生ビールは定番の「ヒューガルデン・ホワイト」(370ミリリットル800円)をはじめ、入荷時のみ限定で出す「ゲストビール」なども。店内に飾られた銘柄ごとのコースターや、個性的なグラスを眺めているだけでも楽しい気分になる。

 これらのビールを更に引き立てるのは、「牛肉のビール煮」(1400円)などの本格的な料理の数々。愛知県産のムール貝を使った「ムール貝のワイン蒸し」(写真、1350円)は、ベルギー帰りの客が「現地のものよりもおいしい!」と絶賛するほどだ。

「ファボリ」
 東京都中央区銀座2丁目(銀座一丁目駅、TEL03・6226・6117)。午後5時半〜午前2時((日)(祝)は午後4時〜11時)。(休)休み(詳細は問い合わせを)。


(2005年7月13日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)


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