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2005.9.28(水)更新  特集/魅力の手作りバーガー


 手作りにこだわるハンバーガーが人気だ。「飲んだ後はラーメンでなくハンバーガーでしめる」という長崎県佐世保市からは、「佐世保バーガー」がやってきた。都内各所にも個性的なバーガー店がある。あなたはもう食べてみた?

飲んだ後にも、お薦め
船橋・ビッグマン 佐世保バーガー


(上)手作りベーコンが味の決め手という「べーコンエッグバーガー」(440円)
(下)目の前で焼く姿にもひきつけられる
=船橋市の「東京パン屋ストリート」
 肉汁たっぷりの手作りベーコンに、トロトロの卵がはさまった佐世保バーガーに30分待ち!

 千葉県船橋市のフードテーマパーク、東京パン屋ストリートに登場した佐世保バーガーの店「ビッグマン」には、今日も行列ができている。

 佐世保バーガーとは、戦後まもなく米海軍から伝わったというレシピが佐世保流にアレンジされ、ご当地名物に発展したもの。店ごとに趣向を凝らした手作りが売りで、市内には20店舗以上ある。

 日本で初めてベーコンエッグバーガーを作ったという「ビッグマン」は親子で経営する地元の名店。開業以来、桜の原木でスモークする手作りベーコンにずっとこだわって店を守ってきた。それを東京に引っ張りだしたのが東京パン屋ストリートをプロデュースするナムコだ。

 「手作りにこだわりたいから無理だって断ったのに、全然あきらめてくれなくて困りましたよ」。会長をつとめる父・小倉豊さん(61)は笑って当時を振り返る。実際に佐世保を食べ歩き、ビッグマンの味にほれこんだというナムコスタッフのラブコールは10回を超えた。そこへ佐世保観光コンベンション協会も応援にのりだし、ついに手作りバーガーの東京出店計画が動きだした。

 協会はおもに店の人手不足をバックアップ。ビッグマン自身は深夜までだった営業時間を短くし、1日のベーコンの消費量を調整することで、手作りの味を守ることにした。早めに行かないとなくなってしまうベーコンと、目の前で1個1個ていねいに焼きあげる手間ひまが行列の秘密だ。

 30分待って食べたベーコンエッグバーガーは、思わずうなるジューシーさ。肉汁がたっぷりバンズにしみこんでいるので、冷めても全然パサつかない。こんなハンバーガーがあったとは!


「ビッグマン」
佐世保バーガー「ビッグマン」

 千葉県船橋市浜町2丁目、TOKYO−BAYららぽーと「東京パン屋ストリート」内(南船橋駅)。午前10時〜午後8時((土)(日)(祝)は9時まで)。問い合わせは047・433・9800。

 紙袋に描かれた佐世保バーガーのイメージキャラクター「バーガーボーイ」=写真=は、「パンが大好き」という漫画家やなせたかしさんのオリジナル。ピンバッジやストラップ、やなせさんが作詞した佐世保バーガーソングのCDなどもお目見えしている。



 ペーズマジック (東京都港区) 

 生産者の顔が見えるハンバーガーとして、長崎の平戸牛や長野のレタス、北海道のタマネギなど素材を厳選。ハンバーガーは12種類あり、112グラムから225グラムまでの3サイズ。おすすめはサワークリームを利かせた「ペーズマジック・オリジナルバーガー」(レギュラー1160円)。店内で食べる際はナイフとフォークで。デリバリーサービス=写真=も人気だ。
 「ペーズマジック」東京都港区六本木7丁目(乃木坂駅、TEL03・5775・5281)。午前11時〜午後10時((日)(祝)は7時半まで)。


 ヴィレッジヴァンガード ダイナー (東京都世田谷区) 

 雑貨書店「ヴィレッジヴァンガード」がプロデュース。阿佐ケ谷、吉祥寺に続き3店舗目で、4月にオープンした。ひき肉に細切り肉を加え、ジューシーさを出したハンバーガー10種類と、ベルギーやドイツなど世界のビール22種類がメーン。アボカドに本ワサビとたまり醤油(しょうゆ)の特製ソースを使った「1/2アボカドバーガー」(980円)が人気。
 「ヴィレッジヴァンガード ダイナー」東京都世田谷区代田6丁目(下北沢駅、TEL03・3481・5620)。午前11時半〜午前0時。


 ビッグマムー (東京都目黒区) 

 住宅街の一角で、店長の黒木直人さんが1人で営む。「クリームチーズ・ブラックペッパーバーガー・ウィズ・ベーコン」(写真、1102円)などオリジナルメニューは15種類。2種類の赤身を丁寧にこねたこだわりのビーフパティはその柔らかさに驚く。基本のバーガーに、添えられた具材を挟み、好みで味付けをする。新鮮な素材だけを使い丁寧に作られたバーガーは、優しい味わいだ。
 「ビッグマムー」東京都目黒区東山2丁目(池尻大橋駅、TEL03・3713・6319)。午前11時〜午後9時((月)は4時まで)。


 ファイヤーハウス (東京都文京区) 

 8年間アメリカに滞在していたというオーナーが、本場の味を提供したいと95年にオープン。客層は幅広く、ハンバーガー好きの老若男女が集まる。人気メニューは「チーズバーガー」(1050円)や「ベーコンチーズバーガー」(1268円)など。天然酵母を使ったバンズに、厳選された野菜と、つなぎを使わないビーフパティが染みこみ、バランスのよい味を生んでいる。
 「ファイヤーハウス」東京都文京区本郷4丁目(本郷3丁目駅、TEL03・3815・6044)。午前11時〜午後10時半((日)は8時まで)。



(2005年9月28日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
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