肉汁たっぷりの手作りベーコンに、トロトロの卵がはさまった佐世保バーガーに30分待ち!
千葉県船橋市のフードテーマパーク、東京パン屋ストリートに登場した佐世保バーガーの店「ビッグマン」には、今日も行列ができている。
佐世保バーガーとは、戦後まもなく米海軍から伝わったというレシピが佐世保流にアレンジされ、ご当地名物に発展したもの。店ごとに趣向を凝らした手作りが売りで、市内には20店舗以上ある。
日本で初めてベーコンエッグバーガーを作ったという「ビッグマン」は親子で経営する地元の名店。開業以来、桜の原木でスモークする手作りベーコンにずっとこだわって店を守ってきた。それを東京に引っ張りだしたのが東京パン屋ストリートをプロデュースするナムコだ。
「手作りにこだわりたいから無理だって断ったのに、全然あきらめてくれなくて困りましたよ」。会長をつとめる父・小倉豊さん(61)は笑って当時を振り返る。実際に佐世保を食べ歩き、ビッグマンの味にほれこんだというナムコスタッフのラブコールは10回を超えた。そこへ佐世保観光コンベンション協会も応援にのりだし、ついに手作りバーガーの東京出店計画が動きだした。
協会はおもに店の人手不足をバックアップ。ビッグマン自身は深夜までだった営業時間を短くし、1日のベーコンの消費量を調整することで、手作りの味を守ることにした。早めに行かないとなくなってしまうベーコンと、目の前で1個1個ていねいに焼きあげる手間ひまが行列の秘密だ。
30分待って食べたベーコンエッグバーガーは、思わずうなるジューシーさ。肉汁がたっぷりバンズにしみこんでいるので、冷めても全然パサつかない。こんなハンバーガーがあったとは!