
料理研究家の井上絵美さんは、パスタ、うどん、そば、ラーメンなどの麺(めん)類が大好きで、自称「麺食い」。「簡単」で「こじゃれた感じ」にとお願いしたところ、写真の年越しそばが出来上がった。
冷たいそばというと、そばざるやそばちょこなど、それらしい道具が必要かなと思ってしまう。家にある食器で気軽に食べたい人は、「テーブルクロスやランチョンマットの代わりとして和紙を使うといい」とアドバイス。簡単に和の雰囲気が出せると言う。
「いっぱい薬味をかけるとぜいたくな感じがするでしょ」と、九条ネギ、ダイコンおろし、ミツバ、天かすなど、ちょこちょこと小皿に盛られた添え物を並べた。皆で仲良く取り分けても良いし、一人分ずつ盛れば気の利いたおもてなし風に。
そばは大皿にどさっと盛るのではなく、はしで少しずつ盛りつけると食べやすい。のりはすぐぺしゃっとなるので、食卓に出す直前に散らす。
薬味は本わさびが一番だが、生がないときに重宝するのが、小分けされた冷凍の生おろしわさび。「香りと辛みが自然なので、冷凍庫に常備しておくと便利ですよ」
☆ 家庭で取り入れたい プロのコツ ☆
◇和紙を敷けば、「洋風の皿」+「そば」もOK。
◇ダイコンおろしには、赤がポイントの乾燥小エビを散らして。
◇天かすを入れるとコクが出る。サクサクした食感も楽しい。
◇冷凍庫にわさびを常備。井上さんお薦めの「金印生おろしわさび」は、紀ノ国屋(一部店舗を除く、TEL03・3409・1231)などで販売されている。通信販売も(5グラム30個入り、1200円)。送料別。問い合わせは金印通信販売お客様センター(0120・312663)。
◆いのうえ・えみ 「短時間でしゃれたおいしい料理を作る」を実践する料理教室「エミーズ」を主宰。近著に「愛(いと)しのお取り寄せ」(幻冬舎)、「料理センスを磨くおいしい決め技」(講談社)がある。
http://www.amys21.com