懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2006.4.12(水)更新  特集/バレエシューズのすすめ

 丸いつま先、平らな底、裸足でも違和感がなく、軽やかな雰囲気。街行く女性のふんわりとしたスカートに、そんな「バレエシューズ」が映え、春の足元を演出している。
職人が作る抜群のフィット感


 天気の良い日には、レペットを履いて
 =東京都内で

 よく目にするのは「レペット」。フランスのバレエシューズメーカーだ。トウ・シューズと同じ作りの「街履き」を手がけて60年近く。女優ブリジット・バルドーが愛用していたことでも知られ、「憧(あこが)れの一足」としてのイメージも抱かせる。

 シンプルなデザインを彩るのはヤギ皮や牛革、サテン、エナメルなどの素材と、黒白から金銀までの色。価格は2〜3万円台が中心だ。

 日本に広まりだしたのは3年ほど前。徐々にファンを増やしている。輸入代理店の「エフイーエヌ」によると、昨年の輸入量は当時の約4倍にもなったという。

 見た目の可愛さだけではない。足へのフィット感もリピーターが増えている要因の一つ。秘密はフランスの工場にあるという。バレリーナが履く靴に大切なのは、いかに足になじみ、床の感覚をとらえられるか。その感触を生み出し、街履きにも踏襲しているのが、高度な職人技「縫った後にひっくり返す製法」だ。

 足の甲を包む素材の表裏を逆にして靴底の側面に縫いつけ、ひっくり返して中敷きを入れ、形を整える。内にも外にも縫い糸が出ないために「ごろつき感」がなく、これが絶妙の一体感をつくる。そしてヒールの高い靴にはない安定感としなやかさ、清楚(せいそ)さ……。

 先ごろ、東京・新宿タカシマヤでレペットフェアが催された。今年の春・夏モデルを中心に60足が並び、ラメ素材やパステルカラーなどに注目が集まった。

 靴ジャーナリスト30年の大谷知子さんは「洋服のカジュアル志向の中、靴も素足感覚が受けている」と分析。薄手素材の春・夏服とも合わせやすい、と話している。

(右)表裏を逆にして特殊ミシンで縫う  (左)縫い上がり後。一足に50人以上の職人が携わるという=いずれもフランスの工場で

豊富な種類、客層も多彩

オデット エ オディール  ユナイテッドアローズが手がける靴とカバンのセレクトショップ「オデット エ オディール ユナイテッドアローズ」では、04年春から本格的にバレエシューズの販売を始めた。シンプルなものから素材にサテンやレースを用いたデザイン性の高いものまで、ふんだんに並ぶ=写真。日本橋店の購入者層は10代後半から60代までと幅広い。最初は履きやすさを重視した「バレリーナカッター」(1万3650円)を購入する人が多いという。専属の日本人デザイナーが日本人向けに考案した履きやすさ、求めやすい価格が支持されている。

 東京都中央区日本橋1丁目、コレド日本橋2階(日本橋駅、TEL03・3548・3751)。午前11時〜午後9時((日)(祝)は8時まで)。

銀座のオトナ女性も注目
松屋銀座  松屋銀座の3階婦人靴売り場には、ブリジットバーキン、パラディクルールといった国産メーカーのバレエシューズが豊富にそろう=写真。価格は1万5000円前後。場所柄、黒やベージュなど落ち着いた色で装飾がおとなしいものが、30代の女性を中心に売れている。海外高級ブランドの商品は、流行に敏感な銀座女性のターゲット。3〜4万円と高めだが、デザイン性が高く、カジュアルな洋服はもちろん、スーツにも合わせられると人気で、「新作が店頭に並ぶと、すぐに売り切れてしまう」(広報担当)という。

 東京・松屋銀座(TEL03・3567・1211)。午前10時〜午後8時((月)(火)は7時半、(金)は9時まで)。


(2006年4月12日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
特集 目次 ヘ    バレエシューズのすすめTOPヘ

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2006 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.