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2006.4.19(水)更新  特集/きょうからマイバッグ
 

 4月22日は、地球に感謝する「アースデイ」。ちょっと環境について考えてみませんか?スーパーでレジ袋をもらう代わりに、お気に入りのショッピングバッグを持ち歩く。なに、簡単なことです。

 日本橋高島屋のオリジナルトートバッグが人気だ。一昨年の改装の際、紙袋のデザインに、おなじみの「バラ」に加えて「建物の外観」を採用。それが好評で、昨春からビニール製にして売り始めた。これまでに2万個。雪や桜をあしらった限定品を出したときには、販売員を増やして対応したほどだ。「仕事着などをちょっと入れるのに便利」(近くに勤める女性会社員)という大きさに加え、945円の価格やほかでは手に入らない珍しさから、プレゼント用にまとめ買いする人もいる。

 オリジナルバッグは珍しくなくなったが、話題の先駆けになったのは10年ほど前の高級スーパー・紀ノ国屋。国立店では約7割の利用客が持つまでに定着した。ほつれなどを無料で修理するケアもあり、一度買うと長く使えるのは「環境への配慮」だ。

日本橋高島屋メゾントート(縦26×横30×マチ9センチ)
 「レジ袋の代用品」とはっきりうたい、4月28日から布製バッグを売り出すのは「無印良品」の良品計画。いま、テスト販売中だ。買い物バッグを持たない人に訴えかけようと、値段はB5ワイドサイズの50円から。アルファベットや数字など40種類以上のスタンプを備え、無地の袋に自由にデザインできる。

 国内のレジ袋消費量は年間305億枚。原油換算で55・8万キロリットル(日本ポリオレフィンフィルム工業組合調べ)になる。レジ袋の削減を進める法律も国会に出されており、環境省リサイクル推進室は「一人ひとりがマイバッグを持てば、ごみを減らす効果を上げる」と話している。

  ボニー・ピンクさんに聞く  
 
地球に優しい生活 環境先進国に学ぶ
 仕事でよく行くスウェーデンのスーパーでは袋が有料な一方、日本では必要以上にもらえることにギャップを感じ、節約意識が生まれました。今は、お気に入りのショッピングバッグを3、4個持っています。大きさや素材が違ったり、コンパクトに折りたためたり、用途によって使い分けられるので便利ですよ。

 環境先進国といわれるスウェーデンでは、みんな当たり前のように布バッグを持っています。基本的に何でも長年愛用する国で、リサイクルショップが多く、人のお古でも服や家具、雑貨などジャンルを問わず探して買う姿が見られます。

 個人的には、洗えば1000回使えるコーヒーフィルターや、自然にやさしい洗剤などを使うよう心がけています。食器を洗う時や歯を磨く時、シャワーをする時に水の流しっぱなしをやめることや、エアコンの設定温度を冷房28度、暖房20度にすることなどを、みんなで少し意識してみてはいかがでしょうか?

   ◇   ◇   

 シンガー・ソングライター。95年、「Blue Jam」でデビュー。5月27日公開の映画「嫌われ松子の一生」に出演するほか、同テーマソング「LOVE IS BUBBLE」を5月10日に発売。


 ◆アースデイ東京
 4月22日(土)、23日(日)、東京・渋谷の代々木公園(原宿駅)ほか。ボニー・ピンクやUAらが出演する野外コンサート、有機農産物の直売など。使用済みの天ぷら油を使ったバスの運行などの試みも。問い合わせは事務局(03・5312・5587、http://www.earthday-tokyo.org)。
 ◆ 環境対策 横浜市とコラボ 

 横浜・元町のブランド「キタムラ」(TEL0120・808089)は、ゴミの減量とリサイクルの推進運動「ヨコハマはG30」を展開する横浜市と協力して、マイバッグ(写真、3000円)を販売。昨年、利用者の声を反映して、B4サイズが入る大きさに改良した。最新の「青い鳥」の柄は、横浜と自然・エコをイメージし、デザイナーの皆川明さんが描いた。使いやすさに加え、「普段のおしゃれ」を追求しているという。

 ◆ 店舗のイメージをデザインに 

 高品質食品スーパー「成城石井」(TEL0120・141565)では、若手アーティストのしんじえりこさんを起用したバッグ(写真、1500円)を、4月27日(木)に発売する。白地のキャンバス布に映える斬新で精密な切り絵。「手の届く上質感」という店のブランドイメージを再認識し、「時間を切り取る」意味を込めた角砂糖のほか、ワインボトルのデザインも個性的。成城店、ルミネ町田店、アトレ恵比寿店など7店舗で計600個限定。

 丸の内でもアースデイ
 4月23日(日)まで東京・丸の内で開かれる「アースデイ丸の内」では、「My Designエコバッグ」(写真、500円)が登場。アーティスト・坂本龍一さんがツアーで使った「コットンバッグ」がもとになった。スーパーのレジ袋と同形で、ペットボトルや繊維、フィルムなどから作られたポリエステル製。「完全循環型素材」が特徴で、汚れたりほつれたりしたものは、繊維に戻してバッグに再生できる。折りたたんでバッグに入るので「会社帰りに立ち寄るコンビニでも使ってください」と事務局。スタンプを押して、デザインバッグとしても楽しめる。

 大手町ビル1階の大手町カフェ、丸ビル地下1階のソトコトLOHAS KITCHEN&BAR、丸ビル脇ネイチャーカフェなどで発売中(限定600枚)。  期間中、電気バスやベロタクシー、レンタサイクルの運行、電気自動車の展示などイベントも多数。問い合わせはアースデイ丸の内事務局(03・5773・0225)。


(2006年4月19日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
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