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係留体験をする子どもたち
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気軽に乗るなら、地面からロープで浮かぶ熱気球の係留飛行。4月初旬の3日間、栃木県藤岡町の渡良瀬遊水地で開かれた「熱気球ジャパンホンダグランプリ第1戦・渡良瀬バルーンレース」には、体験を待つ家族連れが集まった。
熱気球は大きいもので直径約20メートル。7階建てのビルに相当するという大きな風船を見ると、自分の胸まで膨らんでいく。はるか上空を飛んでいても分かる色鮮やかなデザインが、心躍らせる。
レースは、いかに風を読み正確にゴールにたどり着くかを競う。翼もかじもない。LPガスを燃焼させてバーナーから作り出す温かい空気が「エンジン」だ。バーナーの熱気で上下移動するが、左右に自力移動はできない。高度で異なる風向きを使い分け、目的地をめざす。まさに「風任せ」の乗り物だ。
「温かい空気は冷たい空気より軽い」という自然の原理と、風の力を借りて飛ぶ熱気球。それだけに、雨や雪が降ったとき、視界が悪いときや強風のときには飛ぶことができない。同レースも3日間のうち、1日は飛べなかった。
5月3日からは長野県佐久市でバルーンフェスティバルがある。約40基が空を飛ぶ姿が楽しめるほか、天候に恵まれれば係留も楽しめる。ゆっくり、おおらかに、風と戯れたい。
数百年も前から空へのあこがれを抱いていた人類が、初めて手に入れた空飛ぶ乗り物が「熱気球」。フランスで有人飛行が成功したのは1783年。ライト兄弟による「飛行機」の登場より120年も前のこと。
佐久バルーンフェスティバル
5月3日(水・祝)〜5日(金・祝)、長野県佐久市の千曲川スポーツ交流広場(佐久平駅からシャトルバス運行)。3日と4日(木)(祝)、そば打ち体験、Hondaバイクトライアルデモンストレーションのほか、4日の夜には、夜間係留もある。問い合わせは事務局(0267・62・2111)。