福岡を拠点とするアイドルグループHKT48の春のコンサートのファイナルが9日、東京都渋谷区のLINE CUBE SHIBUYAで開かれました。7期生16人がお披露目され、さっそく歌やチアリーディングの特技でアピールしました。
1曲目、ステージに立ったのが平均年齢14・4歳の7期生でした。ダンスの難易度が高い「人差し指の銃弾」、続いて自己紹介パートも交えた「君のことが好きやけん」を歌い踊りました。MCで7期生一人ひとりが改めて自己紹介した後、チームHキャプテンの豊永阿紀さんは「HKT48は総勢53人となります。7期生のフレッシュなみんなと、わちゃわちゃした先輩たちと、また新たなファミリーを築いていけるようにがんばります」とあいさつしました。
7期生全員で終盤に「Chain of love」も披露。友情や支え合いの大切さを歌う歌詞で、HKT48ファンにもメンバーにも人気の高い曲です。最新シングルでWセンターを務める石橋颯さん、竹本くるみさんが「君とどこかへ行きたい」の歌い出しをアカペラで歌ったり、激しいダンスが特徴の「Make noise」をフルサイズで披露したりして、ファンから大きな拍手や歓声があがりました。
このコンサートの2日後に卒業する4期生の堺萌香さんがセンターを務め、4期生曲として知られる「さくらんぼを結べるか?」では、堺さんの両脇に同じ4期生の豊永さん、地頭江音々さんが並びました。堺さんは「寂しいなと思っていましたが、7期生のお披露目がありHKT48の未来は明るい。思い残すことなく卒業できます」。
アンコールでは、5期生の竹本さんが「先輩方が卒業され役割を任せていただくことが増えてうれしい半面、ちゃんとできているかなと思うメンバーもいる。ですが、メンバー同士で助け合いながらステージを進んでいきたい。これからのHKT48もよろしくお願いします」と呼びかけました。
卒業を発表している松岡はなさんの卒業コンサートが9月28日、福岡市のサンパレスホテル&ホールで開かれることも発表されました。