美博ノート

「百年海図巻 アニメーションのジオラマ」

チームラボアイランド 
踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
(名古屋市科学館)

 


美博ノート

 

 高さ2.5メートル、全長18メートルの壁に映し出される大海原。波が幾重にも重なり、うごめく様を見つめていると、自分が海にのみこまれるような感覚を覚える。

 本作は、今後100年間で上昇していく海の様子を映像化したデジタルアート。世界自然保護基金が2009年に発表した予測に基づき、チームラボが演算した実際の時間軸で上映している。

 現在を刻む作品でありながら、どこか懐かしい昔話を思わせる日本画調で描かれる。「昔の日本画には、自己を自然の一部と捉えていた日本人特有の空間認識が表れている」とチームラボ担当者。作品を通じて、近現代人が失った世界観を提示している。

(2017年1月10日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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石川謙二「おわかれ」

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沼 祐一「ひと(赤い顔の少年)」

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