美博ノート

「百年海図巻 アニメーションのジオラマ」

チームラボアイランド 
踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地
(名古屋市科学館)

 


美博ノート

 

 高さ2.5メートル、全長18メートルの壁に映し出される大海原。波が幾重にも重なり、うごめく様を見つめていると、自分が海にのみこまれるような感覚を覚える。

 本作は、今後100年間で上昇していく海の様子を映像化したデジタルアート。世界自然保護基金が2009年に発表した予測に基づき、チームラボが演算した実際の時間軸で上映している。

 現在を刻む作品でありながら、どこか懐かしい昔話を思わせる日本画調で描かれる。「昔の日本画には、自己を自然の一部と捉えていた日本人特有の空間認識が表れている」とチームラボ担当者。作品を通じて、近現代人が失った世界観を提示している。

(2017年1月10日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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「ハレドール」

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白い地に輝く金彩や細やかな絵柄、美しいフォルムが特徴の、ナカヤマの洋食器。14年前に本格的な生産を終えたため、「幻のナカヤマ」とも呼ばれる。

岸田劉生「鯰(なまず)坊主」

岸田劉生「鯰(なまず)坊主」

最後の展示室には、一見、抽象表現とは縁遠そうな一枚の油絵があった。岸田劉生(1891~1929)の「鯰坊主」だ。

ゾフィー・トイベル=アルプ「段階的な配置」

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造形作家の岡﨑乾二郎さん(61)が案内するギャラリートーク。

「幼児教育遊具」

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造形作家の岡﨑乾二郎さん(61)が他作家の作品を選び、資料を加えて展示、抽象芸術とは何かを問い直す今展。岡﨑さんのギャラリートークに参加した。

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「京うどん 葵(あおい)」の葵うどん

おんなのイケ麺(めん)

杉本彩さん
「京うどん 葵(あおい)」の葵うどん

出会ったのは15年以上前でしょうか。以前は東京都世田谷区に住んでいて、行動範囲だったんですね。別の区に引っ越して、京都と東京を行き来する生活になった今でも足を運ぶぐらい大好きなお店です。

「チョコレートショップ」の博多の石畳

オトコの別腹

小久保裕紀さん
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バルビゾン派【上】 山梨県立美術館

目利きのイチオシコレクション

バルビゾン派【上】 山梨県立美術館

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直島パヴィリオン 藤本壮介作(香川県直島町)

アートリップ

直島パヴィリオン 
藤本壮介作(香川県直島町)

「本船はまもなく、宮浦港に入港いたします」。船内アナウンスに顔を上げた。

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