読んでたのしい、当たってうれしい。

街の十八番

  • 久野陶園@笠間 久野陶園は、関東を代表する伝統陶器、笠間焼発祥の窯元。江戸時代中期の1770年代、初代久野半右衛門が信楽(しがらき)焼の陶工に指導を受け窯を開いたのが始まりとされる。

    2018/03/19 更新


  • 河野テーラー@福島市 1924(大正13)年創業の河野テーラーは、競馬の騎手が着る「勝負服」を手がける。福島競馬場が近い工房は、3代目河野正典さん(45)の祖父が、乗馬用ズボンを作る傍ら、勝負服を作ったことから始まった。

    2018/03/12 更新


  • 飯塚人形@埼玉・岩槻 岩槻は、65の人形工房が点在する「人形のまち」だ。江戸時代、栃木の日光東照宮を造った工匠が、人形の材料である桐(きり)の木の粉と、顔料を溶くのに適した水が手に入るこの地で人形作りを始めたと言われる。

    2018/03/05 更新


  • 鈴木茂兵衛商店@水戸 水府(すいふ)は水戸の異称。江戸時代、生活の苦しい下級武士の内職として、藩内で生産される和紙などを使った水府提灯(ちょうちん)作りが盛んになったという。

    2018/02/26 更新


  • いけだ屋@埼玉県草加市 江戸時代に宿場町だった草加。名物「草加煎餅(せんべい)」は当時の茶店(ちゃみせ)で余った団子を平らに潰したのが起源と伝えられる。旧日光街道沿いにあるいけだ屋は1865年創業。

    2018/02/19 更新


  • きねや足袋@埼玉県行田市 今もなお約80棟の足袋蔵が残る埼玉県行田市。木綿の産地だったこと、中山道が近くを通ったことなどから、江戸中・後期に旅行用の足袋づくりが盛んになったとされる。

    2018/02/09 更新


  • 守半海苔店@大森 東京・大森は江戸時代、幕府から許可を得た、養殖ノリの一大生産地だった。ここから全国へ養殖の技術が広まり、今でも約50軒のノリ問屋が並ぶ。守半海苔店はその一つ。

    2018/02/05 更新


  • 白木屋傳(でん)兵衛@京橋 白木屋傳兵衛は、1830(天保元)年に銀座で創業。その後京橋に移転し、現在まで「江戸箒(ほうき)」を作り続ける。

    2018/01/29 更新


  • 有職組紐(ゆうそくくみひも) 道明(どうみょう)@上野 不忍池近くの繁華街に店舗がある。1652(承応元)年、糸商として創業した。2年前、鉄筋コンクリート5階建てのビルが完成。1級建築士でもある10代目の道明葵(き)一郎さん(39)が「100年続く建物に」と共同設計した。

    2018/01/22 更新


  • 餅甚@大森 東京・大森の旧東海道沿いに店を構える和菓子屋「餅甚」。現在の静岡県中部にあたる駿河国から来た初代が、1716(享保元)年に茶店として創業した。明治時代に茶店から和菓子屋に。

    2018/01/15 更新