ニチリョクが、「きっと大切な人と話したくなる 家族と話す令和のエンディングノート」(A4版、35ページ、非売品)と書籍「わたしと家族の人生行路」(A5版、169ページ、1650円)をセットで10人に。
自身にもしものことがあった時に備えて、家族や知人に伝える必要のある情報や、自分の希望や意思を元気なうちから記載するもの。終活の取り組みの一つとしても知られている。
「遺された人に迷惑をかけない」という目的で書かれることが多いエンディングノートは、事前に周囲と共有されないことが多く、本人の「してほしいこと」と、家族など周囲の「してあげたいこと」のミスマッチがおこりやすいという。そこで、家族や大切な人との対話を生み出すコミュニケーションツールとしても活用できるエンディングノートを作成した。資料として死後に読まれるものではなく、元気なうちから気楽に「書いて」「家族と話し合って」「書き換えて」を重ねて、周囲と共に作っていくのが特徴。
これまでの人生を振り返ることにより、残りの人生をどう生きるかを考えるきっかけにもなる。終活の内容を周囲と共有しつながりを深めておくことで、死別にのぞむ不安を和らげ、遺される側の心の痛みに寄り添うグリーフケアとしても役に立つという。
例えば、この自分史グラフのページを見ながら、人生の浮き沈みを含め家族に話すことで、自分自身の人生を家族に理解してもらうきっかけにもなる。
書籍「きっと大切な人と話したくなる わたしと家族の人生行路」
著者は、厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査制度1級、葬儀業界30年の経験をもつ尾上正幸さん。終活を「活力の生まれる暮らし方」と捉え、心の整理につながる「家族と話し合う終活」をテーマに、「自分らしく」生きるための終活を提案している。本書では、エンディングノートの活用法に1章を割いた。
8月下旬発送