9月17日(水)~20日(土)、新国立劇場・小劇場(東京都渋谷区本町1丁目)で上演される朗読劇「たとへば君 四十年の恋歌」(全5公演)の各回S席(1人8千円)にペア2組(計ペア10組)を招待。
原作は、歌人夫婦の出会いから別れまでの40年を、短歌と随筆でつづった『たとへば君 四十年の恋歌』(河野裕子・永田和宏著)。俳優の浅野ゆう子、中村梅雀の二人がピアノとチェロの生演奏をバックに、亡くなる直前まで歌をよみ続けた妻と、看取った夫を演じる。
たとへば君 ガサッと落葉すくふやうに私をさらつて行つてはくれぬか
タイトルとなった河野裕子の歌は、二人の出会いの頃に詠んだ歌。歌人 河野裕子・永田和宏 二人の出会いは、1967年頃、河野裕子21歳・永田和宏20歳、京都の大学生たちが集まって作った短歌の同人雑誌創刊の歌会だった。やがて結婚、河野裕子が 64 歳で亡くなるまで、四十年にわたりお互いを恋の対象として詠み合った相聞歌、妻を看取った夫が詠んだ挽歌だけでなく、日常の暮らしの中で普段の言葉を交わしながら、歌で心を通わす夫婦の姿、その葛藤などが赤裸々に綴られた夫婦の物語。亡くなる直前まで歌を詠み続けた歌人・河野裕子と、看取った歌人・永田和宏 二人の絶唱が、心揺さぶられる感動の朗読劇。
※公式HP からの転載
概要
公演名
朗読劇
たとへば君 四十年の恋歌
日 時
9月17日(水)午後6時半
18日(木)午後6時半
19日(金)午後1時
20日(土)午後1時、5時
※開場は開演の30分前
会 場
新国立劇場 小劇場(東京都渋谷区本町1丁目)
京王新線「初台駅」中央口直結
スタッフ
原 作:河野祐子・永田和宏著『たとへば君 四十年の恋歌』(文春文庫)
上演台本・演出 : 星田良子
音楽 : 中村匡宏
企画協力:文藝春秋
出 演 浅野ゆう子 中村梅雀
演 奏 西尾周祐(ピアノ) 中西哲人(チェロ)
チケット料金 全席指定 S席8千円、A席7千円
※未就学児入場不可
問い合わせ
アーティストジャパン(電話03・6820・3500、平日11時~18時)