スーパー・ササダンゴ・マシンさん(プロレスラー)
「エド・ウッド」(1994年) 監督のティム・バートンは、当時「バットマン」や「シザーハンズ」といった大ヒット作を連発していたのですが、「エド・ウッド」はかなり趣の違う映画でした。
「エド・ウッド」(1994年) 監督のティム・バートンは、当時「バットマン」や「シザーハンズ」といった大ヒット作を連発していたのですが、「エド・ウッド」はかなり趣の違う映画でした。
SF映画が大好きな僕。この映画は中学生のときに見に行ったリバイバル上映で、たまたま監督の舞台あいさつに遭遇した思い出深い1本です。
舞台は23世紀の未来都市。元軍人のタクシードライバーが、不思議な言語を話す謎の少女リールーと出会い、人類滅亡の危機に立ち向かいます。画面の色彩、都市や衣装のデザイン、物語の設定などが織りなす世界観にのみ込まれました。
個性豊かなキャラクターたちが魅力的です。無気力だった主人公は、リールーと行動して顔つきが変わっていく。ブルース・ウィリスが見せる武骨なかっこよさに憧れますね。
ミラ・ジョボビッチ演じるリールーは、実は人工的に生み出された存在。学習を重ねて人間らしく成長します。僕も自我が芽生える人型ロボットの役を演じたことがあり、応援したくなります。
そして映画をより面白くする役が、皮肉屋のラジオDJ。ハイテンションでしゃべり、異星人の歌姫ディーバが歌う圧巻のオペラコンサートに続くシーンが好きです。
リールーのオレンジ色の髪が鮮烈です。僕はものを色で捉えることが多く、創作料理も浮かんだ色彩からレシピを起こしていきます。色彩感覚はSF映画のポップな色使いの影響もあるはず。
映画の大きなテーマは、宇宙の平和を守る要「第5の要素(フィフス・エレメント)」。イラストのディーバの背景には、「五つの要素」やキャラクターからイメージした色や柄を描きました。僕の人生で要となるのは「食」。料理を作る動機になる、「誰かのため」という気持ちが僕のフィフス・エレメントです。
(聞き手・中村さやか)
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監督・原案=リュック・ベッソン
製作国=仏・米 出演=ブルース・ウィリス、ミラ・ジョボビッチ、ゲイリー・オールドマンほか
はやみ・もこみち 1984年東京都生まれ。出演作にテレビ朝日系のドラマ「緊急取調室」など。近著に「速水もこみち 最高のキャンプ飯」(小学館)。
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