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梅のシーズン到来 水戸の梅まつり

 春の訪れを知らせてくれる梅の花が見ごろを迎えています。3月17日まで水戸で開催される梅まつりについて、かつて「水戸の梅大使」を務め、現在茨城県のPRを担当しているカナフキンさんにその魅力を伺いました。

 

――水戸の梅まつりの概要について教えてください。

 

 今年で128回目を迎える「水戸の梅まつり」は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられる「偕楽園」と、水戸藩の藩校だった「弘道館」が会場です。偕楽園には、約100品種の梅が3千本、弘道館には約60品種800本が植えられているんです。

 

水戸の梅は早咲き(2月中旬まで)、中咲き(2月上旬~3月中旬)、遅咲き(3月上旬~下旬)と分かれています。ポツポツと梅が咲き始める早咲きは先取り感覚で、中咲きは華やかさがあり、遅咲きは名残惜しいけれども、いよいよ春本番という感じで、長く楽しめるんです。

 

――見どころを紹介してください。

 

見どころの前に、おまつり期間中の土・日、祝日は、なんと「偕楽園駅」っていう限定の臨時駅ができるんです。これは東京・小山方面から水戸へ向かう下り線のみなんですけど、偕楽園とは目と鼻の先です。また偕楽園内ではタイミングがいいと水戸の梅大使が出迎えてくれますよ。

 

 

おすすめ1ツウの歩き方

偕楽園の入り口というと、大抵の方は出店で賑わい両脇に梅がある東門から入場されると思います。しかし、そこから奥に進んで園の北側には表門というところがあるんです。見た目は裏口のような感じで、あまり目立ちませんが、実はこちらが本来の正面入り口なんです。

偕楽園は水戸藩徳川家9代藩主、徳川斉昭公が造りました。斉昭公は梅の木をたくさん植え、春の訪れを告げる梅を見た人々が前向きな気持ちになれば、という願いを込めて造園したと伝えられています。斉昭公は、偕楽園に陰陽の世界を描いたとも言われています。表門から入り、孟宗竹林などの世界を経て、最後はにぎやかな通りの陽の世界に出るというのがツウの歩き方かもしれません。

 

 

おすすめ2 梅の中のセンター  水戸六名木 

たくさんの種類の梅のなかで、ぜひご覧いただきたいのが、「水戸の六名木」という名前の6種の梅です。偕楽園すべての品質を調査して、その中でも花の形、香り、色など特に優れているものが選ばれているんです。一言で梅といっても、花びらの形や大きさも違いますし、付けられている名前も、ぼてっとしたまるみがかわいい「虎の尾」などユニークなものばかり。この機会にじっくりと観察してみてください。

水戸の六名木のひとつ、「虎の尾」

 

おすすめ3 梅、どこからみる?

偕楽園の一ファンとして「好文亭」は外せません。カフェもあり庭園を眺めながらお茶も出来ます。

展望室は、眼下に広がる千波湖(せんばこ)と梅を同時に眺められる絶景スポットです。上からの目線で見る梅も、いつもとはまた違った景色ですてきなんです。斉昭公がここに家臣らを招き、詩歌の会などを行っていたといいますが、それも納得ですよね。

 

 

おすすめ4 クセになる梅の香り

梅まつりの期間中にはライトアップで幻想的な梅を見ることができますが、香りにもぜひ注目していただきたいです。ほの暗い明りの中だと、嗅覚が研ぎ澄まされるのか、梅の香りが一層際立つんです。近づくと淡くてやさしい、春の訪れをそっと告げるような・・・そんな香りがするんです。この香りをかぐと今年も春がきたなとうれしくなるんですよね。カップルや大事な人との距離も縮まるかも?

品種によって強い香りがあったり、少し甘い香りがしたり、ずいぶんと違うので、ぜひ、香り比べをしてみてください。

―梅まつりのおすすめを教えていただきました。そもそも梅は茨城県ではよく食べられているんでしょうか?

 

斉昭公が梅をたくさん植えたのは、軍事用の食料として最適という理由もあったと伝えられています。梅の実の酸味は、喉の乾きと疲れを癒してくれます。偕楽園で実った梅を余すことなく有効活用しようと斉昭公が考案したのが、種を取り除き、しそを付けた「紫錦梅」(しきんばい)や「梅びしお」といわれています。
 茨城県では筑波山など梅の名所が多く、近年になってブランド梅の常陸乃梅を使った料理やお土産を見かけるようになってきました。

 私のおすすめは、大洗町にある「ume café WAON」(ウメカフェワオン)。1830年創業の老舗の梅専門店「吉田屋」が運営しています。9種類の梅干しから選べるお茶漬けなど梅をふんだんに使ったメニューもいただけるんです。

昨年、梅の体験施設としてオープンした「Ume Sonare oarai」(ウメ ソナーレ オオアライ)では梅シロップや梅酒づくり体験が出来ます。

 

今回は皆さんにも少し早い春をお届けしたく、茨城の梅のおすそ分けとして、プレゼントを3点ご用意しました。

 

①梅シロップ作成キット(常陸乃梅青梅✖️花見糖) 

https://www.asahi-mullion.com/presents/detail/14587

 

②デザート感覚の梅「スイート梅」  

https://www.asahi-mullion.com/presents/detail/14588

 

③常陸乃梅シロップ「Pure Sweet」青梅  

https://www.asahi-mullion.com/presents/detail/14589

 

ぜひ、ご自宅でも茨城の梅で春を感じてみてください。

 

カナフキンプロフィール

広告会社に勤務し、茨城県の広報事務局でメディアPR を8 年間担当。2022 年4 月よりフリーランスになり、茨城と全国をつなげる「ほっこり記者 カナフキン」として旅を続けている。

インスタ 

カナフキン 茨城の旅人(@hokkorihan82) • Instagram写真と動画

水戸の梅まつり

水戸の梅まつり « 一般社団法人 水戸観光コンベンション協会 (mitokoumon.com)

梅まつり映像ダイジェスト

https://m.youtube.com/watch?v=dIExKiplEP0&pp=ygUV5rC05oi444Gu5qKF44G-44Gk44KK

 

偕楽園駅などのアクセス

水戸の梅まつりアクセス情報 | 水戸の梅まつり « 一般社団法人 水戸観光コンベンション協会 (mitokoumon.com)

 *写真は一部水戸市が提供

インタビュー構成・佐藤直子

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