読んでたのしい、当たってうれしい。

気になる一品

北海道立北方民族博物館

北海道立北方民族博物館

 北海道を含む北方諸地域に生活する人々の文化や歴史を紹介する北方民族博物館。ショップでは、同館職員が手作りした「イヌイトのヨーヨー」(800円)が人気だ。アラスカ先住民が用いた、鳥を捕る狩猟道具が起源とされる玩具。綿と鉛を革で包んで円錐状に縫い合わせた重り二つを紐の両端に付け、紐の一方を少し長めにして持ち手を取り付けたもの。うまく手首を使い、重りを交差させるように回して遊ぶ。少し難しいが、回せたときの感慨はひとしおだ。

 ◆北海道網走市潮見309の1(問い合わせは0152・45・3888)。7~9月は午前9時~午後5時、無休。10~6月は午前9時半~午後4時半、(月)((祝)(休)の場合は翌日)休み(2月は無休)。

(2019年7月2日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

気になる一品の新着記事

  • 川崎市立日本民家園 東日本の代表的な民家のほか、水車小屋や船頭小屋など25件の建物を展示する川崎市立日本民家園。

  • 野球殿堂博物館 王貞治さんや長嶋茂雄さんら野球殿堂入りした人の肖像レリーフや、選手が使用したバットなどを展示する野球殿堂博物館。

  • 世田谷美術館 「素朴派」の絵画を多く収蔵する世田谷美術館。ショップでは、素朴派を代表する仏のアンリ・ルソー「フリュマンス・ビッシュの肖像」をモチーフにした「ルソースタンドメッセージカード」が人気だ。

  • 三浦綾子記念文学館 作家・三浦綾子の創作ノートや書簡など約3万点を所蔵する三浦綾子記念文学館。

新着コラム