紙と石以外はぜんぶ絶滅メディア博物館にあっていい。
カメラ、携帯電話、ウォークマン、トランシーバー……。「紙と石のメディアはすべて絶滅する」との持論にもとづいて開館した、一風変わった私設博物館「絶滅メディア博物館」。使わなくなったけれど、捨てられない、と古今東西の思い出の品が寄贈されてくるといいます。
「素朴派」の絵画を多く収蔵する世田谷美術館。ショップでは、素朴派を代表する仏のアンリ・ルソー「フリュマンス・ビッシュの肖像」をモチーフにした「ルソースタンドメッセージカード」(693円)が人気だ。肖像の上半身に沿って切れ目が入っており、カードを真ん中で折り曲げて置くと、肖像がすっくと立つように見える。実はこの男性は、ルソーが愛した女性の亡くなった夫。女性を慰めるために描いたルソーの純粋な気持ちを想像すると、素敵なメッセージが書けそうだ。
◆東京都世田谷区砧公園1の2(問い合わせは03・3415・6011)。午前10時~午後6時(入館は30分前まで)。(月)((祝)(休)の場合は翌平日)休み。