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●さっそく実践

　中村さんに教えていただいたお手入れ方法を、さっそく自宅で実践してみました。

①傘の表地と裏地をシャワーで流します。

 

②傘を開いたまま、日陰で乾かします。

 

③乾燥後、食器用洗剤をつけたスポンジで表地を拭きます。

 

④洗剤を流しました。
この段階では、最初より水がべたっとついていますが…。

 

⑤再び日陰で乾かします

 

⑥ドライヤーを優しくあてます

 

⑦再び傘に水をかけてみました。
先ほどより水の粒が細かく、コロコロ転がるような仕上がりになりました！

　無事、お手入れが完了しました！

　シャワーで流して、乾かしてを繰り返すため１日でやろうとすると時間がかかってしまいますが、一つひとつの工程にかかる時間は短いため、2,3日かけて少しずつ進めると気軽にできそうだと感じました。

　中村さんによると、丁寧にお手入れを続けていても使用頻度によっては2～3年ほどで傘の替え時になるようです。新品の傘は水滴が玉のように転がりますが、お手入れをしても水滴が面で生地にべたっと付くようになったら、撥水力が落ち、替え時なのだそう。

　“替え時”が来るまで大切な傘を使えるよう、ぜひこまめなお手入れをしてみてくださいね。

（筆者・笹本なつる）

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