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マリオンTIMES

福井・越前市で「たけふ菊人形」「たけふレビュー」
OSK日本歌劇団 椿りょうさん・華蓮いろはさんが来社PR

(写真前列右から時計回りに)OSK日本歌劇団の椿りょうさん、華蓮いろはさん、越前市産業観光部の奥村敬太さん、金丸有生さん

福井県越前市で10月10日(金)から11月9日(日)まで「第74回2025たけふ菊人形」が開かれる。PRのため、期間中に会場で「第45回たけふレビュー」を公演するOSK日本歌劇団の椿りょうさんらキャラバン隊が8月下旬、朝日新聞メディアプロダクション大阪支社(大阪市北区)を訪れた。

会場の武生中央公園には毎年約2万株の菊花が咲き、「たけふ菊人形」は北陸の秋の風物詩となっている。今年は越前市の市制20周年を記念し、「菊花でつなぐHAPPINESS STORY~おとぎの世界と仲間たち~」をテーマにお祝いムードを高めた展示になる。「白雪姫」や「美女と野獣」の人気キャラクターを模した菊人形が並び、草木をクマの形に刈り込んだ作品と一緒に記念撮影できる。越前市内で菊を育てる農家が動画を使いながら栽培方法を伝えるコーナーも新たに設ける。名産品や伝統工芸品を販売する市場を開き、土日を中心にファッションショーやeスポーツなどのイベントも予定されている。

 

たけふ菊人形マスコットキャラクター「きくりん」を手にする椿さんと、「たけふレビュー」のポスターでPRする華蓮さん

 

会場の隣にある越前市文化センター大ホールで毎年上演されてきた「たけふレビュー」は45周年を迎える。今年のテーマは「ブルーミング」。英語で開花を意味する言葉通り、花をモチーフにした躍動感あふれるショーを、季節の移ろいを表現した音楽に乗せて届ける。定番のラインダンスや1930(昭和5)年から歌い継がれるOSKのテーマソング「桜咲く国」も披露する。また、新型コロナの影響で休止していたファンとの集いも6年ぶりに再開する。越前市産業観光部は北陸新幹線の越前たけふ駅が昨年春に開業した効果を期待し、首都圏からの一層の来場増を見込む。

OSKの椿りょうさんは「1カ月ものロングラン公演は珍しく毎年すごく刺激になっています。美しい菊人形と、桜がシンボルのOSK、花のつながりでどちらも楽しんでください」と話した。越前公演に初参加する華蓮いろはさんは「雰囲気がとても温かいと聞いています。ぜひたくさんの方に来ていただきたいです」と声を弾ませていた。

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