

私がジェルネイルのアレルギーになってしまったのがきっかけです。ネイルアートができなくなって、私は指先の色にパワーをもらっていたことに気づいたんです。自分だけではなく、年齢も職業も健康状態も、どんな環境にあってもおしゃれを楽しみたいと思っている人はたくさんいるはず。そんな思いでブランド「ANDIZUMO」を立ち上げ、水性ネイルカラーを作りました。
水が主成分で有機溶剤や動物性成分が入っていないので、匂いもなく爪に優しい。抗がん剤治療で爪が弱くなったりくすんでしまったりした人にも楽しんでもらえると、医療用ウイッグも手がける「スヴェンソン」でも扱ってもらっています。
「介護美容で使っている」というお客様も多いんです。顔の化粧は自分で見られないけど、指先の色は目で見えるので高齢者も楽しめているそう。私が元気をもらっているように、色は美容だけでなく、気分をあげる効果もあるんだと思います。

うちの商品の特徴はなんといってもカラーバリエーションです。私はネイルサロンも経営していたし、幾多のお客様と対峙してきたネイリスト経験約10年の開発スタッフもいます。その経験を生かして肌なじみのいい「サロンクオリティの色づくり」を追求しています。
元々異業種で色作りが得意な生産工場の技術と私たちの経験を融合した多彩な色はネイルサロンに劣りません。顔料を惜しまず、偏光やマグネットなどの多様な色と効果をミックスした商品も豊富です。
このネイルは約40度のお湯につけることで、水分を吸収してふやけてはがれる仕組み。水に溶けるわけではないので、普通の日常生活なら問題ありません。水仕事などを頻繁にされる場合は専用のベースコートやトップコートを塗ることをおすすめします。
オフが簡単なので、着替えるような気分で、いろんな色を付け替えて楽しめます。シアーな色も多いので、重ね塗りにも挑戦してもらいたいですね。「この色、似合わなくなってきた」と思っても、別の色を重ねることで今っぽさを見つけることもできる。色を重ねることで、自分らしさを発見するのも楽しいと思います。

生産工場が島根県出雲市にあります。自然が豊かで、出雲大社はじめ古来の伝統が息づく土地。ここで得たインスピレーションを色づくりや商品名に生かしています。
たとえば、「神迎」「神去」は出雲の神事や風景から着想しました。「神迎」は神在月の始まりに八百万の神を迎えた稲佐の浜の海と空を、「神去」は去りゆく神々を見送る梅と水面のコントラストをイメージして色にしています。
今年3月、「ANDIZUMO」は市から「出雲ブランド商品」に認定されました。それを記念し、「神迎」「神去」など、出雲らしさを表現したカラー7色を「出雲セレクション」として、新たにパッケージを作りました。出雲に限らず日本をテーマにして、それぞれの個性に寄り添い人生を彩れる物を届けたい。一過性ではない物作りを発信し続けていきたいと思っています。
