松尾貴史さん
マリーアイランガニー ポークカレー カレー店を巡り歩く僕に、ラジオで共演した加藤紀子さんが教えてくれたスリランカカレーの名店です。
マリーアイランガニー ポークカレー カレー店を巡り歩く僕に、ラジオで共演した加藤紀子さんが教えてくれたスリランカカレーの名店です。
もともとは別のものを求めていたのに、思いがけない出会いに心をつかまれることってありますよね。8年前に長野・諏訪出身の音楽家と訪れた新鶴本店の「もちまんじゅう」もそんな一品です。
最初は名物の塩羊羹が目当てでした。でも、そのときに出会ったもちまんじゅうのつややかさに目を奪われて、思わず手に取ったのが始まりです。
驚いたのはお餅そのものの香りと軟らかさ。これは特別だと感じました。毎朝杵と臼でついたお餅を使っていると聞いて、納得。北海道十勝産のこしあんも主張しすぎないちょうどいい甘さで、餅の風味を引き立ててくれます。買ったら新鶴さんの駐車場でまずぱくり。小ぶりなので二つはいけます。
私のお餅好きは半端じゃないんです。祖父母の店の隣がお餅屋さんで、杵をつく音、つきたての香りなど、餅の魅力に囲まれて育ちましたから。もちまんじゅうは昼に完売する日もあるそうです。大量に作れないからで、作り手の顔が見えるところも魅力です。
無添加なので、翌日には硬くなります。日持ちさせようと手を加えるのではなく、一番おいしい状態を大切にしているのがうれしいですね。おいしくて、つい買い過ぎて、人にあげたくなっちゃう。人を喜ばせたいと歌うときのような幸せな気持ちになるのです。
(聞き手・倉持裕和)
◆長野県下諏訪町木の下3501(☎0266・27・8620)。220円(1個)。午前9時~午後5時半(「もちまんじゅう」の販売は午前10時から。電話予約可、発送不可)。水休み。