読んでたのしい、当たってうれしい。

美博ノート

  • 「霊峰春色」/「東海神秀」 今回は横山大観(1868~1958)の「霊峰春色」と、橋本関雪(1883~1945)の「東海神秀」の富士山対決。いずれも第2次大戦前、国威発揚のために描かれたという。

    2018/05/01 更新


  • 「寿老人」/「南極寿星図」 今週は「寿老人」を描いた日本画2点を紹介する。寿老人とは、中国の伝説上の人物で、長寿を授ける神ともいわれる。

    2018/04/25 更新


  • 「春風」/「秋の錦」 近代の日本画約250点を所蔵する桑山美術館。今展では、同じテーマで描かれた日本画を複数並べ、見比べて楽しめる。

    2018/04/18 更新


  • 「武門神」 年画には神様も度々登場する。観音開きの扉に貼る「門画」は、神を祀(まつ)り、家の守護を願うもの。桃を盗みに来る鬼を鬼門で捕らえたという伝説の武将がにらみをきかせていて、心強い。

    2018/04/11 更新


  • 「五子奪魁」 印刷技術が普及した明代(1368~1644年)、中国各地に年画の生産地が形成されていった。本作は、その産地のひとつ河南省の朱仙鎮で1980年代に刷られたもの。

    2018/04/04 更新


  • 「富貴有余」 中国では旧正月になると、吉祥のモチーフが描かれた「年画」を自宅の玄関や室内に飾る風習がある。都市や農村で1千年以上続いてきた、この風物詩を本展では「視覚媒体」としてとらえ、意味合いを探る。

    2018/03/28 更新


  • 森正洋/白山陶器「M型シリーズ」 茶の道具は、住環境の変化に合わせてデザインされ、機能と見た目の美しさを兼ね備えていく。

    2018/03/20 更新


  • 鈴木藏「志野茶碗」 日本の茶文化が花開くのは室町時代後期。桃山時代、美濃地方では、長石釉(ちょうせきゆう)をかけた白い陶器「志野」が誕生した。

    2018/03/14 更新


  • マイセン「花飾カップ&ソーサー」 「お茶の時間にまつわる器」がテーマの今展。19世紀以降の西欧のティーセットやコーヒーセットのほか、日本の志野茶わんなどで陶磁文化をたどる。

    2018/03/07 更新


  • アピチャッポン・ウィーラセタクン「花火(アーカイブス)」 タイ・チェンマイを拠点に、記憶や夢、社会問題をテーマにした作品の制作を続ける映画監督・映像作家のアピチャッポン・ウィーラセタクンは、映像をガラス板に投影させたインスタレーション作品を見せている。

    2018/02/28 更新