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「インクスタンド」
19世紀後半から20世紀初頭、日本の浮世絵や工芸品の構図、色彩、装飾模様は西洋美術に変革をもたらした。この動きがジャポニスムだ。
2015/04/08 更新
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渡辺豪「Aevum」
展示室で涼しげな視線を感じる。まばたきの後の目の動きのなまなましさに映像に釘付けになった。
2015/04/01 更新
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ワンゲチ・ムトゥ
「エイリアン・オーⅤ」
うっとりと目をつぶる女性。しかし、よく見ると赤と青に彩られたまぶたは殴られた痕のようでもある。
2015/03/25 更新
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ジュリアン・オピー
「魚にまじって泳ぐクリスティーン2」
アンディ・ウォーホルや奈良美智、会田誠らの代表作から南米やアジアの若手の作品まで、世界のアートのいまが見渡せる展示だ。
2015/03/18 更新
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杉本博司
「Hyena-Jackal-Vulture」
息絶えた動物に群がるハゲタカと近づくジャッカル。背後にはライオンが遠巻きに様子をうかがう。そこに写るのは、我々が「イメージする」生態系だ。
2015/03/11 更新
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ヴィック・ムニーズ
「『裏面』シリーズ、星月夜」
一見すると壁に立てかけられ、展示を待つ額絵の裏面のよう。しかし表に絵はない。
2015/03/04 更新
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作者不詳(北方派の画家)「風景/顔」
いくら階段を上っても上りきれないなど目の錯覚を利用した「だまし絵」。今展は、2009年に好評を博した巡回展の続編で、20世紀以降の作品を中心に75点を展示する。
2015/02/25 更新
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加山又造「音」
ハギの花が咲く庭の草かげから聞こえる物音に、ハッと目を向ける猫の親子――。「まるで時間や空間がぎゅっと凝縮されているよう」と学芸員の門田彩さんは話す。
2015/02/18 更新
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舟越桂「長い休止符」
憂いのある表情で演奏のポーズを見せる男性。しかし腕の中に楽器はない。足元に広がる影に寄り添うように、鉄のバイオリンが置かれている。
2015/02/04 更新
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アンリ・マティス「馬、女曲馬師と道化師」
奏でる旋律や草むらの物音、心にわき上がるリズム……。そんな「音」にちなんだ展覧会が開催中だ。所蔵作品から約80点が並ぶ。
2015/01/28 更新