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気になる一品

岩絵の具や膠…専用画材で「燕子花図」に挑戦!

 そろそろ芸術の秋。今年はちょっとハードルが高そうな日本画に挑戦してみては? 大阪市立美術館の「日本画 体験キット」(3960円)は、画材の岩絵の具、膠、筆などが一式そろっていて、気軽に楽しめる。


 館蔵品の中で認知度の高い、尾形光琳「燕子花図」がモチーフ。下絵を転写して輪郭線を墨で描き、「手引き」に従って色を塗る。単色でも少しずつ塗り重ねていく手法で風合いを表現できるように、手引きの手順も工夫した。

担当者は「少ない色数でも塗り方で個性が出せる。オリジナルの味を楽しんで」。

 

◆大阪市天王寺区茶臼山町(☎06・6771・4874)。午前9時半~午後5時(入館は30分前まで)。月(祝日の場合は翌平日)、展示替え期間、年末年始休み。商品はオンライン(https://ocmfa-ms.shop/)で購入可。

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は9月9日紙面掲載時のものです。商品は売り切れる場合もあるので改めてご確認ください)

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