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気になる一品

「蕎麦猪口(蝶文)セット」(岡田美術館)

柄は3種で蝶文、桜、紅葉。それぞれの柄のセットと、桜と紅葉1個ずつのセットも。高さ6×上直径7.5×底直径6センチ(個体差あり)

 箱根の岡田美術館では「蕎麦猪口(そばちょこ)(蝶文(ちょうもん))セット」(2個5千円)を発売中。収蔵品で、江戸時代に佐賀県有田町などで焼かれた磁器、古伊万里の「染付蝶文猪口(そめつけちょうもんちょく)」を模している。作品そっくりの蝶模様が美しい。

 
 蝶の色みの濃淡や、底の花の絵柄も再現。内側の模様などは職人が手作業で描いており、実物の大きさと誤差1センチ以下にするこだわりよう。あまりの再現度に「展示ケースから出したのですか?」と言われることもあるそうだ。担当者は「江戸時代の人の気持ちになって使って欲しい」と話している。
 
◆神奈川県箱根町小涌谷(0460・87・3931)。【前】9時~【後】5時(入館は30分前まで)。年末年始、展示替え期間休み。

岡田美術館
https://www.okada-museum.com/

(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は9月16日紙面掲載時のものです。商品は売り切れる場合もあるので改めてご確認ください)

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