鈴木聞太さん
水産体験交流館「えんやぁどっと」 焼うに 三陸のウニをアワビの貝殻にたっぷりと盛り、焼き上げた。食通で知られた池波正太郎さんも、持参すると相好を崩した逸品。
水産体験交流館「えんやぁどっと」 焼うに 三陸のウニをアワビの貝殻にたっぷりと盛り、焼き上げた。食通で知られた池波正太郎さんも、持参すると相好を崩した逸品。
スープがどんぶりの底まで透けているあっさりした煮干しラーメンから、「給油」と呼ぶペットリの背脂ラーメンまで、全国どこでもラーメン店を見かければ入らずにはいられないので、3千杯は食べたかな。
大量のうなぎの骨を炊き込んで出汁をとったラーメンは「うな骨」という新ジャンル。一見、豚骨かな?というほどドロっとくるけど、後味はさっぱり。一口食べれば、まぎれもなくうなぎ! うなぎ屋さんが研究し尽くして作ったラーメンだからこそ、うなぎを満喫できる最高の味。
のっているうなぎは先に食べちゃう。ネギと生姜と大葉をまんべんなく交ぜて、燻製卵黄はちょっとずつ崩す。山椒は中盤からの味変で活躍します。すぐ背中に汗がにじみ体温が上がって、スキップして帰るくらい元気がみなぎる。スープをペットボトルで持って帰って、家でちびちび飲みたいくらい。
乳がんを患い、やっぱり健康あってこそと実感しました。日本喜劇人協会の会長、宇都宮ブランドアンバサダー、スイカづくり、釣り。もう65歳なんですけど、へこたれてなんかいられない。スタミナが注入できるうな骨らーめんは最高の出会いでした。話してるそばからまた食べに行きたくなっちゃった。
(聞き手・水越悠美子)
◆東京都中央区築地6の21の4(☎03・6260・6066)。1500円。午前11時~午後3時、午後5時~8時。日曜休み。
▽山田水産オンラインショップ で鰻が購入できる。
やまだ・くにこ ものまね漫談。1960年生まれ。2022、23年「M-1グランプリ」審査員。2025年プラチナエイジスト特別賞受賞。がんの治療と暮らしフェア(東京・丸の内)で20日午前12時半から山田邦子さんらの合唱団が出演。事前申込制。