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おんなのイケ麺(めん)

萩原智子さん
中華レストラン「さんぷく」 つけそば

中華レストラン「さんぷく」 つけそば
中華レストラン「さんぷく」 つけそば
中華レストラン「さんぷく」 つけそば 萩原智子さん

 小さい頃から両親に連れられてよく来たお店ですが、子どもの頃はラーメンや中華飯ばかりを食べていました。当時はつけそばの味の決め手になるつけ汁の酸味が苦手だったんです。でも中学卒業のころかな、両親が食べているのを一口もらったら、そのおいしさに目覚めてしまって。まさに、大人の階段を上ってしまった感じですね(笑)。

 冷水で締めたもちもちの太麺と、酸味が利いた温かいつけ汁が合うんですよ。つけ汁の小口切りのネギは名脇役的な存在で、ここに一味と、少しだけお酢を足すのがお気に入り。残ったつけ汁は、そば湯で割って飲み干して、最後まで堪能します。ちなみにつけそばの待ち時間は、サイドメニューのレバニラでしのぐのがお決まりなんです。

 子どものころからはじめた水泳は、中学になるとジュニア日本代表として海外遠征などにも出るようになり、帰郷時には絶対食べたい一品になりました。

 今は息子が小学2年生。店に連れて行くと、かつての私と同じように、ラーメンの方を好んで食べていて、子どもの時の自分と重なります。この子がつけそばを食べるようになるのはいつなんだろうな、とお店に通い続けています。

 ◆甲府市中央1の4の9の2階(お問い合わせは055・232・3946)。
  860円。
  午前11時半~午後2時半、6時~8時((月)(火)は昼のみ)。
  (木)休み。祝日営業。
  お土産用は店頭、オンラインショップなどで販売。


 はぎわら・ともこ 元競泳選手。
 シドニー五輪では200メートル背泳ぎで4位入賞。山梨・福島・愛知で子どもの水泳大会「萩原智子杯」を開催。「水ケーション」と名付けた活動では、水泳を通じて水の大切さと感謝の思いを伝える。

(2022年6月9日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。記事・画像の無断転載・複製を禁じます。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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