ペーパークラフト 「紙宝 埴輪 馬」(東京国立博物館)
そっくりに組み立てて 午(うま)年をともに
「名月をとってくれろと泣く子かな」。
江戸時代を代表する俳人の一人、小林一茶は自然や生き物、日常のささいな出来事を詠み、独自の俳風を作り上げた。
生誕地で終焉(しゅうえん)の地でもある長野県信濃町の一茶記念館では、一茶の俳句を楽しみながら学べる「一茶かるた」(1200円)を販売中だ。
1976年に発売され、絵柄など2度リニューアル。
あいうえお順で、季節の移ろいから感じた喜怒哀楽がこもる俳句を選んだ。「一茶の俳句に親しむ入り口になれば」と担当者。家族と正月の思い出づくりにいかが。
◆長野県信濃町柏原(☎026・255・3741)。午前9時~午後5時。年末年始と5、6、9、10月末日休み。500円(12月1日から3月19日は平日のみ開館、450円)。