読んでたのしい、当たってうれしい。
新規会員登録
ログイン
現在
32
プレゼント
7
食
2
飲料
7
旅行・宿泊
6
グッズ
0
電化製品
3
美容コスメ
2
本・CD・DVD
5
エンタメ・展覧会
0
その他
ホーム
コラム
美博ノート
らせん折り①
ヤマザキマザック美術館「布施知子 ORIGAMI 紙の鼓動」
洋紙(OKゴールデンリバー) 底辺部分直径20.5センチ、高さ可変 2005年(2016年再制作) 作家蔵
ぐるぐると巻き上がる階段のような「らせん折り」。折り紙作家の布施知子が、偶然の発想から編み出した技法だという。
折り紙は一般的に正方形だが、布施は「細長い台形の紙を折ってみよう」と思い立った。「手が動くままに折ったら、思いがけない形が生まれたそうです。布施さんは『折り紙からの贈り物だ』と振り返っていました」と、ヤマザキマザック美術館主任学芸員の吉村有子さんは話す。
布施は大学時代、創作折り紙作家・河合豊彰の教室で能面や舞楽面のモチーフを制作。30代で、複数のパーツを組み合わせる「ユニット折り紙」の分野に飛び込み、第一人者となった。その後もらせん折りをはじめ、扇子のように畳むことができる「無限折り」、紙テープを結んで模様を作る「ノット(結び目)による造形」などを生み出した。折り紙の固定観念にとらわれない、自在な創作を続けている。
(記事・画像の無断転載・複製を禁じます。すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
美博ノートの新着記事
真乳山山谷堀夜景(まつちやまさんやぼりやけい)
目をこらせば漆黒の闇にも濃淡が。版画で表現した方法とは
京橋竹がし
街灯もなかった江戸時代、人々に夜の闇はどう見えていたのか。歌川広重の浮世絵から探る
ポリゴン、ヴィンターライゼ/冬の旅 コーヒーセット
妻と協業。フィンランドの風景や暮らしを映すデザイン
ピュッレ/渦巻
合板をつかって年輪のようなデザイン。自然をモチーフに
「美博ノート」の記事一覧へ
新着コラム
気になる一品
一茶かるた(一茶記念館)
小林一茶の俳句を楽しみながら学べる「一茶かるた」
私のイチオシコレクション
日本銀行金融研究所貨幣博物館
江戸時代に確立された貨幣制度。庶民に根付いた「お金」
建モノがたり
太宰府天満宮仮殿(福岡県太宰府市)
「学問の神様」の境内にある、現代のクリエーターが造り上げた仮殿。これは次の千年につなぐプロジェクトだ。
グッとグルメ
桂文喬さん
東京竹葉亭なんば店 江戸前ひつまぶし《桃》
大学に通いながら飛び込んだ落語の世界。師匠(五代目桂文枝さん)が卒業のお祝いにふるまってくれたのがひつまぶしでした。
新着コラム一覧へ
【債務整理のとびら】ギャンブルで膨らんだ借金でも自己破産できる? 財産はどうなる? ~借金お悩み相談室~
マイページ
新規会員登録
Tweets by Mullionpresent