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芸歴61年を迎えた松原智恵子、国際映画祭で2度目の主演女優賞受賞!

『宮古島物語ふたたヴィラ』マドリード国際映画祭最優秀賞、主演女優賞W受賞!

(C)上西雄大
(C)上西雄大

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 上西雄大が監督・脚本を務めた宮古島を舞台にした、人と人との絆を描いた感動作『宮古島物語ふたたヴィラ』が、マドリード国際映画祭にて7月24日、最優秀賞と主演女優賞(松原智恵子)を受賞し、上西雄大監督と松原智恵子のコメントが到着した。

 泊まれば心から願う再会が叶う場所――「宮古島物語ふたたヴィラ」。ここに集うそれぞれ心に願いを秘めた人たちの絆と再生を描いた感動の物語である本作が、2022年7月20日から23日に開催されたマドリード国際映画祭(Madrid IFF2022)にて、見事<最優秀賞>と<主演女優賞(松原智恵子)>を受賞。監督は『西成ゴローの四億円』(22)などの監督作品に加え、俳優・脚本家としても活躍し、映像劇団テンアンツの代表である上西雄大。主演女優は、今年芸歴61年を迎えた松原智恵子。1961年にニューフェイスとして日活に入社、同年『夜の逃亡者』で映画デビュー、60年代の日活映画を駆け抜け、近年も北野武監督『Dolls』(02)、中野量太監督『長いお別れ』(19)などコンスタントに映画出演、上西雄大監督とは『西成ゴローの四億円』に続いて2本目となる。2016年第1回ソチ国際映画祭『ゆずの葉ゆれて』での主演女優賞受賞に続き国際映画祭にて2度目の主演女優賞を受賞した。


【上西雄大監督コメント】
映画『宮古島物語ふたたヴィラ』は世界を飲み込んだコロナ禍の中、改めて人と人とが出会い支え合う事の意味を感じ作品にそれを描きました。さまざまな人の別れの悲しみ、それを埋め、より大きな幸福を得る再会のドラマが幾重に交錯します。それぞれのメインキャストがふたたヴィラという奇跡の場所で再会を体験する。なかでも本作の根源にある宮古島という神秘的な美しい島に住む母を演じて頂いた松原智恵子さんにおいては、僕が憧れ続けた素晴らしい女優さんで本作の中心の世界を構築して頂きました。この映画は宮古島との出会い無くしては生まれなかった作品です。本作が実現したのはその出会いを僕に与えて下さった柴山勝也氏のお力添えの賜物です。本作の『宮古島物語ふたたヴィラ』の受賞、柴山勝也氏をはじめ、お力添え頂いた全ての方々への感謝を持って受け止めております。ありがとうございました。

【松原智恵子コメント】
マドリード国際映画祭外国映画主演女優賞受賞のお知らせを受けてとても驚いております。そして驚きよりも嬉しさで胸がいっぱいです。この主演女優賞は私1人ではなく、この作品に出ている全ての女優さんで受賞した賞だと思っておりますコロナ禍の撮影で大変だったのにも関わらずご指導いただいた上西監督、共演者の皆様、スタッフの皆様本当に感謝しております。作品賞も受賞し、二重の喜びを感じています。この賞を頂けたことで、これからも映画の世界で仕事ができる力をいただきました。まだまだ頑張って行きたいと思っています。この度はありがとうございました。

 2023年公開

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